内視鏡検査はいつから受ければ良いのか
健康診断で再検査になったときはもちろん、自身の体の状態を知っておくために、内視鏡検査を受けようかと検討している方もいるでしょう。内視鏡検査は、大体何歳くらいから定期的に受けた方が良いのでしょうか、今回は、内視鏡検査を受ける目安の年齢とその理由について詳しくお話ししていきます。
内視鏡検査を受け始める目安の年齢は40歳
内視鏡検査は40歳を過ぎたのであれば、定期的に受けた方が良いと言われています。それはなんとなく40歳から……というわけでなく、胃や大腸の罹患率をチェックしてみると、病気にかかる確率が増えるためです。そして50代になるとガンにかかる人は増えることもあり、40歳からは検査を受けるようにしてください。
どれくらいの頻度で内視鏡検査を受ければいいのか
「40歳を過ぎたら定期的に検査を受けるべき」と言われても、その頻度がわからない方も多いはずです。頻度としては検査を受けるのが胃なのか、大腸によって変わるので注意してください。胃に関してはピロリ菌がいる場合は、いない人と比較すると5倍以上も胃がんにかかりやすいと言われています。
現在ピロリ菌がいたり、過去にいると言われたりした人は、できれば毎年検査を受けることをオススメします。ピロリ菌がいない方は、2~3年に一度くらいの頻度で内視鏡検査を受けましょう。大腸の検査に関しては、ポリープが発見されなければ、5年に1度くらいの頻度で受けて問題ありません。
ポリープが発見された際には、同じく2~3年に一度くらいの頻度で検査を受けることが推奨されています。結構な頻度で検査を受けなくてはいけないのか……と憂鬱な気持ちになるかもしれませんが、検査回数が増えればその分、早期で病気が発見されやすくなるということです。面倒くさがらずに、内視鏡検査は定期的に受けるようにしてください。